
| Life Tips vol.44 2011/11/16 第44回 冬の節電~暖房費の節約 |
寒さも本格的になってまいりました。これから光熱費がかさむ季節です。家電製品の性能を現す基準で、統一省エネラベルというものがあります。これで暖房を使う期間、冷房を使う期間が設定されているのですが、冷房が約3.6ヶ月なのに対し、暖房は約5.5ヶ月で算出されます。それだけ日本全体を通して、冷房を使う期間よりも暖房を使う期間のほうが長いのです。ここを上手に節約することで、年間を通しての光熱費の節約に大きく繋がります。
またこの冬は、夏に続いて電力の供給不足が心配されています。例年ですと、お昼前と夕方から夜にかけての時間が、電力の需要が増えてくる時間帯。現段階での電力不足に対する節電では、一にも二にも電力需要が少ない時間帯に、電力を必要とする作業をしてピーク時から外れるようにすればよいのです。消費電力の高い家電を使う時間をずらしたり、需要が増える時間帯は意識して電力を使う暖房器具を消し、代替案を考えるようにしておけば対応できる範囲と言ってもよいでしょう。
まずは自分が温かい格好をすることが先決です。ヒートファクトのような機能性インナーを身につけたり、ダウン素材の衣類を着用すればそれだけでも、かなりの暖かさとなり暖房も不要になってきます。私も長年、室内で座って仕事をするときは長い丈のダウンジャケットを、家事をして動きまわるときはダウンベストを着用しています。
また足を暖めることにより身体全体が効率よく暖かくなります。財)省エネルギーセンターの数値では靴下の着用で体感温度は0.6度上がるとなっています。その上、ヒートファクトのスリッパ(ボアブーツ)のように温かい素材で包み込むようになっていれば、より一層身も暖かくなると予想されます。
エアコンの暖房で言えば、一度設定温度を低くすることにより10%節電できると言われています。その為、体感温度が1度2度上がるというのは、大きく節電に繋がることなのです。
家電に関しては10年前のものと最近のものでは省エネ性能が大きく違います。エアコンでは10年前のものより40%前後節電になっているものも。そのためイメージだけで「エアコンは消費電力が高く、小さい電気ストーブの方が消費電力が少ない」と思いこんでしまっていては危険です。最新のエアコンと10年前の電気ストーブとでは電気ストーブの方が消費電力が高い可能性も大きいのです。
そのため、自分の家で使っている暖房家電の消費電力がどの程度になるのか、取扱説明書の仕様欄やメーカーのホームページで確認しておくとよいでしょう。
またこたつに関して使い方によっても節電することが可能です。
第10回 効率よく使う!暖房費の節約術でも触れましたが、敷き布団の下にダンボールを敷いて床からの冷気をカットし、保温効果を高めたり、ヒートファクトのこたつ掛け布団のように、より温かい素材を利用することによって温度設定を下げることもでき節電に繋がります。
まずは自分自身が暖かい格好をし、使っている暖房器具の消費電力をチェックするということを今年の冬は意識して過ごしてください。