4つの分野の保護と改善に
取り組んでいる第三者認証です。
目標と達成に向けた取り組み
2030年までに「すべてのコーヒーとカカオを
サステナブルにする」レインフォレスト・アライアンス認証プログラムに参加し、
製造委託先様と共に商品開発を行っています。
農地を広げるために森を切り開くことを控え、森を守りながら、植林によって緑を取り戻す取り組みを進めています。
土地や環境を大切にしながら、干ばつや大雨などの気候変動の影響にも対応できる農業の工夫や知恵を広めています。
農場で働く人たちの権利や安全を守り、無理やり働かせたり、ひどい環境やひどく安い賃金で働いたり、子どもが働いたり、性別で差別したり、元々住んでいる人たちの土地を無理やり奪わないことをルール化しています。
現地の専門家や団体と協力しています。
小さな農家や地域の人々が安定した収入を得て、農業と自然を守りながら暮らせるよう支えています。
レインフォレスト・アライアンスは、
森林破壊や気候変動、農村地域の暮らしなど、
今すぐ解決すべき課題に取り組んでいます。
熱帯雨林をはじめ、森を守ります
コーヒーやお茶、カカオ、バナナといった農作物は、森林を切り開いて栽培されることが多く、環境破壊の一因となることがあります。そこで、生産者が環境に配慮した農業の方法を学び、実践できるよう支援することで、森林の保全と持続可能な生産の両方を目指しています。
森と共に育てる、未来を守る農業へ
たとえば、「アグロフォレストリー(森林農法)」では、木々を残しながら作物を育てることで、生態系のバランスを保ちます。また、有機肥料を活用し、土壌の健康を維持することで、長期的に安定した農業を可能にします。これにより、自然環境の保護だけでなく、農家の生活の安定にもつながります。
レインフォレスト・アライアンス持続可能な農業基準をもとに、その基準に準拠する商品を企画・開発し、
認証農場で環境や生産者の労働環境や権利にも配慮して栽培された農作物を調達します。生産を行う
農場だけでなく、流通、加工、梱包に至るまでサプライチェーン上の企業も、基準を守っているか第三者
の審査で確認されます。消費者が認証マーク付きの商品を選ぶことで、持続可能な未来を応援する力に
なります。
目先の生計に追われ、認証に取り組む余裕がない場合も多いです。持続可能な農業への転換には、教育とサポートが必要。長期的な視点を持てるよう、大きな企業が率先して支援することも重要なのです。
手に取りやすい価格やパッケージで、安心して選べる商品づくりに取り組んでいます。認証の透明性と、わかりやすい情報で持続可能な未来を支える選択肢を提案しています。
熱帯雨林は長い時間をかけて赤道付近の高温多湿な環境で生育し、豊かな生態系を育んできました。しかし、20世紀以降、森林伐採による破壊が急速に進んでいます。

WWF 公式サイト
たとえば、地球の陸生生物の半数以上が暮らす熱帯雨林のうち、約3分の1の面積を占める南米アマゾンでは、約40,000種の植物、1,300種の鳥類、427種の哺乳類をはじめとする、類まれな生物多様性を育んでいます。気候の調整や酸素供給にも深く関わるこの森の保全は、私たちの未来を守ることにもつながります。