MSC「海のエコラベル」
/ASCラベル水産資源の未来と環境保全に向けて
海の貴重な恵みを守る漁業・養殖業で
生産された
水産物であることを示す
2つのエコラベル
適切に管理された漁業や養殖業で
生産された水産物の証です
トップバリュの考え
環境に配慮した漁業と養殖業で生産された恵みをお届けします
本来の水産物は、再生していく量と速さに配慮することでいつまでも利用できる、自然の貴重な恵みです。しかし、世界的な健康志向・食生活水準向上により、水産物の消費量は、1960年代に比べて2倍に増えてしまいました。それに伴い漁獲量も増え続けていますが、わたしたち日本の周辺では、水産資源は2割にも満たないのが現状です。このような時代には、漁業による水産資源や環境に配慮した適切な管理を徹底することがとても大切です。
資源を枯渇させることなく守っていくための活動にしっかりと取り組んでいる証が、MSC「海のエコラベル」とASCラベルです。これらのラベルが付いた商品を買うことが、水産資源と環境の保全に取り組んでいる漁業者を応援することにつながります。
出典:水産庁「平成 23 年度 水産白書」 WWF「持続可能な漁業の推進」
水産エコラベルについて
MSC「海のエコラベル」とは
水産資源や環境に配慮した
持続可能な漁業で獲られた水産物の証
MSC認証
とは
1997年に設立された、持続可能な漁業の普及に努める非営利団体MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)が管理・推進。設立の目的は、減少傾向にある世界の水産資源の回復。持続可能な水産市場への転換、世界の海洋環境の保全などを目指す。 MSC 漁業認証を取得した漁業で獲られた水産物にはMSC「海のエコラベル」を表示できる。
MSCの
仕組み
天然漁業 |
上記に基づいて、独立した審査機関が厳しく審査 |
流通・市場・ |
MSC認証水産物が、加工・流通・販売の過程で非認証の水産物と混ざらないよう適切に管理されているかを審査。 |
食卓 |
水産資源や環境に配慮した持続可能な漁業で獲られた天然水産物を安心して購入。 |
ASCラベルとは
持続可能な養殖で生産された水産物に
与えられる水産物の証
ASC認証
とは
2010年に設立された、責任ある養殖水産物の普及に努める非営利団体水産養殖管理協議会ASC(Aquaculture Stewardship Council)が運営。ASCは、養殖産業を持続可能なものに変えていくことを目的としている。環境に大きな負担をかけず、社会や人権にも配慮して生産される養殖水産物の普及を目指す。ASC認証を取得した養殖場で育てられた水産物には ASC ラベルを表示できる。
ASCの
仕組み
水産養殖 |
上記に基づいて、独立した審査機関が厳しく審査 |
流通・市場・ |
ASC認証水産物が、加工・流通・販売の過程で非認証の水産物と混ざることを防ぐとともに、トレーサビリティが確保できているか、中間の業者も審査。 |
食卓 |
環境と社会に配慮して生産された責任ある養殖水産物を安心して購入。 |